株式会社ライブリッジは、成果・業績アップに特化したコーチングと、
チーム意識醸成・貢献意欲向上を目指した効果的なチームビルディング研修を提供しています。
皆様、こんにちは。
本日も、ブログをご覧くださりありがとうございます。
先日、お客様との対話の中で、『ポジティブ』について考える機会をいただきました。
いつの頃からか、世の中の変化に伴い『ネガティブに感じられる発言は、言わないことが良しとされる。』 『ネガティブなことは、ポジティブに変換しよう。』 そういった雰囲気が強くなっているように感じます。
自分を奮い立たせたりするために、自身に言い聞かせるのであれば良いことだと思います。 起きた出来事に対して、どのように感じるかは人によって違うので、「いつもポジティブに考えよう」と、押し付けるのも違う気がします。人によっては、少し、しんどさを感じる人もいるかもしれませんね。
さて、皆様にとって、ネガティブなことが起きた時、どのように思いましたか。
「わぁ、最悪。どうしよう。」 とか「なんでこんな事になるのよ?!」など、思ったこと私はあります。
それを、どうにか対処してきて現在に至るわけですが、思い返すと「起きたことはどうしようもない。何とかする。」で、通り過ぎてきたような。。。。
お客様にも実際、ネガティブだと思えてしまう出来事が起こってしまっている。 それを部下に伝えなければならない。
『ポジティブな気持ちで受け取ってもらえるよう』に、伝えたい。という、ものでした。
う~~~~ん(-_-;)
先程書きました、『ポジティブな気持ちで受け取ってもらえるよう』ここです。
これは、自分ではコントロールできないところなんですよね。起きた出来事に対して、ネガと感じるかポジと感じるか、または、ニュートラルに受け止めるかは、人それぞれなのです。
となると、特に、お仕事の中で起きたことは、事実そのまま伝えることが大切だと思います。 それが数字を伴うことであれば、1は1のままで伝えること重要ですよね。
確かに、前期と比べ、今期が少ない数字なら気持ちとしてはネガティブになることもあると思います。私にもそういう経験あります。
それでも、目の前に起きた出来事から、この先どう行動していくか、チームメンバーさんと共に、戦略や方針を立てていきます。 そういう時は、気持ちをポジティブに向けていくチャンスだと思います。
起こった事に対し、ネガまたはポジ。と、どちらかに捉えているということは、比較対象があるから。自分にとって過去、ネガな出来事、ポジな出来事を経験しているからだと思います。
起こった出来事に対して、それを無理やりポジティブに思うようにしなくても、自分の感覚に素直であって良いと、私は思います。
「私は今、とてもネガティブな気持ちでいる!!」と、外に向かって言わなくても、まあ良いですが(;^_^A ←吉岡の心の声
そこから、どう進んでいこうか、その経験を重ねていくことがポジティブですよね。
起きた出来事は、その瞬間は、感情で受け止めてもかまわない。その後に「今はこうなんだ。」と、ニュートラルに捉え、「これからこうしていこう。」と、少しずつ気持ちを上げていく。 その姿勢や在り方が、誰かにポジティブに伝われば、それで良いと思います。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
コーチ兼チームビルディングトレーナー 吉岡久美子