株式会社ライブリッジは、成果・業績アップに特化したコーチングと、
チーム意識醸成・貢献意欲向上を目指した効果的なチームビルディング研修を提供している会社です。
みなさま、こんにちは。本日もご覧下さりありがとうございます。
先日、ちょっと気になったことがあったので、それを書くことにしました。
何があったかというと…。
仕事の話しをしていたのですが、なぁ~んとなく、違和感というか心地悪いというか、気持ちを下げられる。そんな感覚です。
この時、“やる気を削がれた” というより、“この人と、話しをするのがイヤになった” こちらの方が強かったことに気が付きました。
めったにこんなことはないのですが、かなり強烈でありました。
同時に、私も対話で支援する仕事をしているので、相手に向ける言葉について、とても考えました。
過去に、他で、コーチングを受けている方から、このようなご様子も伺ったことがあります。それは、「セッションしていても前進している気がしない。」と言った、内容です。
もう少し具体的にお伝えすると、コーチの質問に対して答えても、テスト問題を解いているような感じで、答えにはダメ出しで、同じところをぐるぐる回っている。という具合でした。
クライアントの成果に結びつかない原因は、セッションの運営に問題があるのです。
ちょっと厄介だな、と思うのは、コーチ側に、自分へのこれまでの努力や実績に自負があり、勢いがつくと、人によっては、厳しいというよりあたりがキツい。ことがあります。
コーチ自身が研鑽を積み、ゴール達成への見識を持ち、自信を構築することはとても大切ですが、無意識のうちに自己顕示欲に傾いた対応になると、クライアントにとっては辛いと感じることもあります。
またこれは、コーチだけでなく、上司、先輩の立場である側にも同じ様子が見受けられることがあります。
部下の成長を願っているはずなのに、部下の喜ばしい報告をそのまま受け取ることができず、気持ちを下げてしまうような発言をする上司。いるんです。
自分のクライアントであるコーチに人気が出てくると、いるんですね。下げるコーチ( ;∀;)
もう、かなり前ですが、自分でも「ステージが変わるな」と、感じ始めていたので、当時のメンターコーチへ契約解除の申し出をしたときのこと。
自分にも、上記のようなことが起きていました。
本当に、人の成功や幸せを、心から喜んでいるかどうか、思い切って聞いてみるのも良いと思います。
その質問が、コーチや上司に対する、フィードバックになるかもしれません。
また、ご友人関係でも、本当に相手を大切に思うなら、思われているかどうか、違和感を感じたなら、お互いに信頼関係が構築できているのか確認できる時かもしれません。
繰り返しになりますが、今回の出来事で、過去の自分の経験と、今後の自分の在り方や姿勢を、あらためて考えさせられる機会でした。
本日もお読み下さりありがとうございました。
コーチ 吉岡久美子