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チーム意識醸成・貢献意欲向上を目指した効果的なチームビルディング研修を提供している会社です。

何を変えれば良いかわからない。自分を“木(樹)”に例えてみよう。

何を変えたいかわからない場合

2023.02.26

コーチング

皆様、こんにちは。今回もブログをご覧くださりありがとうございます。

今日は、「自分の中で、明らかに現状を変えたい。でも、何を変えたいのか、はっきりわからない。」と、言う方へ向けて気づきのきっかけになれば嬉しいです。

 

転職したい。住環境を変えたい。持ち物を変えたい。このような場合は、何を変えたいかわかりやすいですよね。

コーチングセッションにて、お客様が、よくおっしゃるのに、「変えたいけど、なんだかモヤモヤ。何をどう変えていいのか、何をすればよいのか…。」と言った、お話しです。

目標が無いわけではないけど、ぼんやりしていて、そのためどうして良いかわからない。という時もありますよね。

 

自分を “木(樹)”に、例えてみましょう。

果実…成果、実績

枝葉…知識、技術、資格、人脈など(その人が持っているもの、リソース)

幹…行動、振る舞い、習慣

根…ありかた、考え方

 

自分、そして自分以外の人にも、上記の4つのパーツにそれぞれ、何かが備わっているはずです。

この “木(樹)”

現状の木と、目標の木。両方を(書き出して)見るとわかりやすくなると思います。

 

例えば、会社の業績を向上させたいのなら、目標は、果実パーツに該当し、「ここ(成果)に変化を起こしたい。」となりますね。

 

そうすると、目標である果実を収穫するために、枝葉も茂った状態にしていきましょう。

 

「現在の枝葉の調子はいかがですか?」 「必要な知識や技術の揃い具合は?」 助けてほしい人や、会いたい人など、人間関係は? 人脈を増やしていく必要はあるのかな?なども、分かってくると思います。

 

それが分かると、枝葉を茂った状態にするために、幹も、しっかり作り込まなければなりませんね。

必要な枝葉を用意するために、具体的に何をどれぐらい取りに行くか、どこへ行くか。枝葉や、果実を収穫するために行動を起こすわけです。行動を起こせば起こすほど、自分の経験値(年輪)が増えます。

 

そして、この経験値を増やしていく自分が、どういう自分でありたいのか、現状の自分とどう違うのか。根っこと向き合うことになります。

違いが認識(納得)できれば、変化を起こしたいところが見えてきますよね。

 

果実から根っこに向かって、お伝えしましたが、根っこから果実に向かって考えても、同じことが言えます。

どんな自分(根っこ)なら、行動を起こせて(幹、年輪を増やす)、枝葉を茂らせ、果実を収穫したいか。となります。

 

ここまで読んで、「結局、変化って全部??」って、思った方もいらっしゃると思いますが、これまでコーチングして、答えは出ているはずなのに、変化が見えていなかったり、納得できていないのなら、おそらく、パーツだけのような「マインドチェンジが大切」と、言った、単発的な答えで終わっていたのではないでしょうか。

 

そして、人が必ず持っている、この4つのパーツは、必ず“誰かの何かの役に立っている”はずです。

あなたの木の何が役に立ったのか、この中にあるはずです。

さらに、ご自身が、一番自信の持てることも、この中にあると思います。

 

人は、役に立ったことや、自信の持てるところが見つかると嬉しくなります。

そうすると、変化させたいところも具体的に見つかりやすくなり、変化したくなる気持ちも強くなります。

 

この4つのパーツは、個人だけでなく、チームにも備わっているものです。

チーム全体にとっての果実、枝葉、幹、根。 チーム(組織)として、他社、他部署に貢献できたこと、チームの自信であるところ。さらに磨きをかけたい(変化)したいこと。

メンバーさん同士で、書き出してみると楽しいと思います。

 

リーダーさんなど、メンバー育成に関わる(コーチする側)方、また、コーチの方にもコーチングセッションの進め方についてメンテナンスしたい時など、ご活用、ご参考になれば幸いです。

 

本日もお読み下さりありがとうございました。 

コーチ 吉岡久美子

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【最近のよしおか】にも書いておりますが、最近、ネット配信で、昔に放映された番組をよく見ます。

特に、スポーツドラマを見て感じたことは、「他人との比較の仕方」について、あらためて考えました。

比較をするな。もありだと思います。しかし、比較したくなる時もあります。

そんな時は、「比較の仕方」を、考えてみると良いな、と思いました。

 

『考える』ことは『力』になりますね(^^)/