株式会社ライブリッジは、成果・業績アップに特化したコーチングと、
チーム意識醸成・貢献意欲向上を目指した効果的なチームビルディング研修を提供している会社です。

短所はたとえ長所に変わらなくても、活かす場やきっかけはあります。

思い込みを外すきっかけは、意識を向ける方向にあり?

2023.04.11

コーチング

皆様、こんにちは。今回もご覧くださりありがとうございます。

先日、弊社事業の一つであります、己書(おのれしょ)の体験講座を開催しました。

今日は、その時にお客様と共有した気づき(事柄)を、書こうと思います。

 

己書は“絵を描くように文字を描く”と、謳っておりますが、文字にコンプレックスをお持ちの方にとっては、「文字は書きたくない」のですね。

講座のご紹介をすると、たいてい「文字は苦手だから。」「下手だから無理~。」(こちらをAとします)というお返事が(>_<)

一方、「やってみたい!」「受講します。」(こちらをBとします)という方もいらっしゃいます。

 

もう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、この違いは『意識をどこに向けるか。何を見ているか。』なのですね。

Aの方は、自分の文字に対して、「下手である」という、評価をしています。そして、その評価には、誰なのかは決めていなくても、誰かと比べて下手なのだ。と、思っているわけです。

見ている先は、誰かと比べた自分の文字なのですね。

Bの方は、己書という概念に目を向け、「これは、上手下手の世界ではない」と、とらえています。こちらには、誰かと比べて自分がどうである。という自分への評価はありません。

 

先日の講座の中で、「いろいろな線の種類」を描く練習をしていました。

線を描く方向も、下から上へ、右から左へ。など、いろいろな方向から描いていきます。

そうすると、自分にとっての描きやすい向き。描きにくい向きがわかります。

ここで、普段、鉛筆で文字を描く様子と勝手が違うことに気づき、鉛筆文字は苦手だけど、己書ならその苦手(意識)だと思っていた描き方で、とても味のある素敵な文字が表現できたりします。

自分で、思っても見なかった場面に遭遇できるのですね。

※ここでの“苦手”は、描き方についての苦手です。

 

描き終えて、仕上がった作品を見ながらお客様より、「苦手も不得意も、強みになる世界があるんですね(^▽^)/」という、ご感想をいただきました。

 

この考え方がすべてにあてはまるわけではないと思います。どちらかといえば、あてはまるケースの方が少ないかもしれません。

 

たいてい、人にはそれぞれ長所と短所、強みや弱み。得意、不得意だと思っているところがありますね。

何かしら目標を立て、壁にぶつかりながらも乗り越えて達成するには、時には、自分の短所や不得意と向き合わなければならないことも起きます。

 

しかし、誰かの助言やサポートで、短所や不得意だと思っていたところが、見方を変え活かし方が発揮できるきっかけや場を得ると、自信につながっていきます。

何より、それに気づけることが一番嬉しいのではないでしょうか。

 

コーチング、チームビルディングにおいては、『長所』『短所』という耳で聞こえる単語に引きずられることなく、ニュートラルに、自身や相手に向き合います。

そうすることで、「短所だからダメ」や、「苦手だからできない」という、考え方(先入観)から解放します。

 

人が持っているもの、人の存在そのものには、計り知れない価値、可能性があるように思います。

 

本日もお読みくださりありがとうございました。

コーチ 吉岡久美子

 

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