株式会社ライブリッジは、成果・業績アップに特化したコーチングと、
チーム意識醸成・貢献意欲向上を目指した効果的なチームビルディング研修を提供しています。
皆様、こんにちは。
本日も、ブログをご覧くださりありがとうございます。
今回の内容は、コーチングやチームビルディングなどのコミュニケーション研修を、有益な時間にするためのご参考になれば幸いです。
きっと皆様は、研修を受講する時に、目的や目標をお決めになるのではないでしょうか。
中には、研修のワークとして、ディスカッションやセッション練習のテーマとして、メンバー様同士で目標について語ったりすることもあるかもしれませんね。
私も、ワークとして取り組んでいただくことがあります。
皆様からのご回答は、「スキル習得する」「現場で活用する」といった、実践的な目標が多いです。
実際に習得した姿や、現場で活用している様子など具体的に描くことができる目標なので、とても良いと思います。
そこで、さらに研修の価値を高めるために、新たな受講目標の一つに加えていただければ幸いです。
コミュニケーション研修では、特にペアやグループでのディスカッションの時間が、多めに設定されているのではないでしょうか。
このディスカッションの時間を、『自分(の考えや価値観)を知る時間』にしてみませんか。
誰かと対話している自分を、少し離れたところから観察してみます。
相手の話している内容に、どのような考えを持った自分がいるのか、そして相手の表情に対して、何を感じ取り、どんな反応を示している自分がいるのか、を、できれば相手も含めて観察します。
人は、その人の考えや意見を聞くと、必ずと言って良いほど、自分の思いが頭の中に浮かんできます。それが、現状の自分となります。
相手の価値観を知ることにより、自分の価値観を知ることができます。
誰かに質問の形で尋ねられて考える以外にも、対話で相手の意見を聞いた時に、自分の本音に気づくことがあったりします。
本音を知ることにより、自分の価値観を知る。そして、現状の自分と向き合うことにより、時には、仕事のやり方や方向性、目標設定など、見直すきっかけにつながるかもしれません。
また、それを言語化し、相手に伝えることによって何かしら反応が返ってきます。
思っているだけでなく、こちらが言葉で『発信する経験』をすることにより、相手は『受信する経験」をする。それにより、今度は相手が言葉で返信する。つまり、相手の出番を作ることにつながります。
研修中にこれらを経験することにより、お互いの受発信をスムーズに、円滑にコミュニケーションが機能するには、何が必要なのかを理解することができます。
さらに、その理解したことを、後輩様や他メンバー様へ伝えらえられるようになり、チーム構築に役立ちます。
研修では、知識やスキル習得にプラスして、受講中のご自身が『今、何を経験しているのか』を、感じ取っていただけると良いと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
自分磨き、自己改革のためのコーチングもサポートさせていただきます。
コーチ兼チームビルディングトレーナー 吉岡久美子
==================================
研修の中でも、信頼関係を構築していくために大切なこととして『お互いのことを良く知る。』といったご意見も、よく上がります。
お仕事上では特に、相手の考えを聞くためにも対話をすることが大切になってきますよね。
相手に安心して話しをしてもらう(相手の出番を作る)ために、何が大切か、まず、自分自身が自分のことを知る(自己研鑽による基盤作りですね)経験をすることです。
私たちは、様々な出来事を経験すると、他人と関わりを持ち、自分の考えや思いを知ることになります。そして感情の面でも、快の感情、時には、不快の感情も味わいます。
だからこそ、相手を尊重し、誠実に対応する事が出来る。自身の経験は、コミュニケーションが円滑に機能するうえでとても貴重なものとなります。
======お客様のお声======================
吉岡先生こんにちはブログ拝見いたしました
なるほど。相手と話すとき、私は相手の価値観に関心が行きがちでしたが、言われてみれば自分の価値観との対比も同時にしている気がします。
意識してたまに言語化等をしておくと自分の内面の理解がより深まりそうに思いました。
『我以外皆我師』という言葉がありますが、自分の心の持ちようで何気ない日々の会話も気づきの場に変わりそうです。
今回も貴重なお話をありがとうございました!
==================================