株式会社ライブリッジは、成果・業績アップに特化したコーチングと、
チーム意識醸成・貢献意欲向上を目指した効果的なチームビルディング研修を提供しています。

今の「やってみたい!」を大切にしよう。「本気」は後からついてきますよ。

2025.06.16

コーチング

皆様、こんにちは。

本日も、ブログをご覧くださりありがとうございます。

 

先日、私が、長年お世話になっているカメラマンの方(A氏)と、撮影しながら『今の職業は、なりたくてなったの??』という会話をしました。これ、結論から申し上げますと、お互い「NO」でした(笑)

私自身は、コーチになりたいという目的で学んだわけではなく、最初は、別の目的で学び始めたんですね。

A氏も、最初はカメラマンになろうと思っていなかった。ということでした。(撮影時間の関係であまり深くこの件についてお話ししなかったのですが…)

しかし、この会話がきっかけで、普段、私がコーチをやりながら考えていることを、お伝えしようと思い書くことにしました。

ここから今日のブログの本題に入りますね。

 

皆様は、興味や関心が持てそうなことに出会うと、「これ、やってみようかな。」とか、「これやりたいな。」って、思う時、あると思います。 私もあります。

そんな時、誰かに(一番想像しやすいのは、ご自身のコーチの方、コンサルタント様、お師匠様のような存在の方かな)「本気ですか?」と、問われたら、どんなお気持ちで、頭の中で何を考えますか?

多分、クライアントさんにとっては、心の中では「本気です!」って、叫んでいると思うのですが、人に伝えるとなると、ストレートにしかも、すぐに答えるのは、結構ハードルが高いのではないかと思います。

 

「本気なんだけど、本気だ。と、答えると、絶対やり遂げなきゃ(この場合は成果。しかも他人に認めてもらえる成果を出さなきゃ)いけない気がして、やりたいけど自信ないし、人に伝える(宣言する)となるとすごく勇気が要る。」   ということ、私には、ありました。

私が、これまで多くのクライアント様の伴走をしてきて、拝見したご様子から、皆さん、最初は、ゆっくり走り出し、手探りしながら進まれます。そして、だんだん加速して勢いがついてくるんです。 

「やりたいな。やってみようかな。」と、思ったことを、まずやってみる! というところからスタートです。

そして、ある程度まで進んだら、自分に合うやり方や、自分が何に対して本気なのか、を見つけられるようになります。

 

私が担当する企業研修でも同じです。 最初は、メンバー様同士のディスカッションタイムも、なかなか発言することに勇気が要るようです。 しかし、トレーニングを重ねて、「この仲間となら何でも話せる。」と、思えるようになったら自分たちにとって最大限に有益な時間となるよう、向き合い方が変わってきます。 

行動を起こして、自分自身をあらゆる角度から観察して、そうして初めて「自分の本気度」に、絶大な確信が持てるようになるのです。

 

人の感情、考え方、行動、目指す目標が、途中で変わることがあっても、それは普通にあることだと私は思います。

今となっては、月並みな言い方になりますが、本気度に正解はありません。

自身が本気だと思っているなら、それで良いと思います。

これから何かを始めようとして 「今、やってみたい」と、思っているなら、そのお気持ちに嘘はないはずです。

行動し始める時のお気持ちも、本気なはずです。 

もし、走り始めて、「ちょっと違うかな」と感じ、軌道修正することを選んだとしても、自分の生き方に本気で取り組んでいるから、別の選択肢を生み出そうとしているわけです。

コーチは、クライアントの目の前にあるものだけへの本気度だけでなく、生き方、あり方、価値観すべてを尊重する存在です。

 

ご自身の「今」を、大切に。いつも応援しています。 

なぜなら、未来は、今の積み重ねですからね!

 

走り出して迷ったときは、「本気だから迷うんだ」と、考えればよし!です。

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

コーチ兼チームビルディングトレーナー 吉岡久美子

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カメラマンA氏は、クライアントの表情の引き出し方、対話がまさにコーチングなのです。

単純に「笑って!」とか、楽しい会話をしながら、シャッターをパチリ。ではなく、撮影する前から、撮影中のイメージの仕方、仕上がった写真の選定の仕方など、本当に熱量がすごいです。仕事人として尊敬できる方です。

そんなところに、「最初からカメラマンになろうなんて思っていなかったし、カメラマンになると思っていなかった。」と、伺い、選んだ道が何であろうが、本気というのは、後からついてくるものなんだな。と、思いました。