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『自信の持ち方、作り方!』 視点を変えて『自信がない』の思い込みを外してみよう

2025.07.01

コーチング

皆様こんにちは。

いつもブログをご覧くださりありがとうございます。

 

今回の内容は、自分に自信が持てず、思うように行動できない。または、行動を重ねても変化が感じ取れない方へ、一助となりましたら幸いです。

「自信が持てるようになるには、とにかく経験を積むこと。」と、言われます。

そう考えると、人は、大人になるにつれて多くの出来事を経験するので、自信が持てるようになるはずです。 ところが、「自信がない。」と言う方が圧倒的に多いように感じます。 以前は、私もそうでした。 

「自信がない。」と、おっしゃる方は、共通して出てくる言葉があります。それは、「無理。」「できない。」なんですね。

皆さま、どこかで聞かれたことがあるかもしれません。 私も研修でお伝えするのですが、人には、コントロールできることと、できないことがあります。自信がないとおっしゃっている時は、たいてい、コントロールできないところを見ているんです。

人が、成果を挙げるときは、次のようなプロセスをたどります。『環境』→『感情』→『行動』→『成果』

細かく書くと何ステップにもなりますが、ここでは、4ステップで書きました。職場環境・家庭環境など、環境により、快・不快の感情が生まれます。その感情により、ネガティブな行動、ポジティブな行動を起こすようになり、それが結果、成果となって現れます。

※『感情』の次に『環境』、または、『環境』は常に。ということも聞かれますが、ここでは、いったん置かせていただきますね。

 

もう一つ、有名な考え方も挙げておきます。稲森和夫氏の人生成功の方程式:人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 です。

先程のステップと、稲盛氏の方程式で考えてみましょう。

『環境』→『感情』→『行動』→『成果』 このうち、自分でコントロールできるものは、『環境』『感情』『行動』の3つです。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 このうち、自分でコントロールできるものは、考え方、熱意、能力 の3つです。

成果や結果は、目指すところではありますが、自身ではコントロールできないところなのですね。

 

 「この練習をすれば必ず優勝するよ」という、保証のようなものがあれば良いのですが、なかなか、そう都合の良いことに出会うのは難しいです。 しかし、練習をしなければ、優勝の可能性は、もっと遠くへ行ってしまいます。 

人は可能性に賭けて、環境を整え、感情をコントロールし、行動に対して方針を立て、軌道修正しながら研鑽を重ねます。

例えとして、人生・仕事の結果を目指すところMax1000とするなら、バランスよく、考え方10 熱意10 能力10が、理想となるでしょう。そして、現状が、考え方7 熱意9 能力8 だとすると、その差(ギャップ)を、どのように縮めていくかを考えます。その時まさに『環境』『感情』『行動』をコントロールしているはずです。

「無理」「できない」と、言ってしまう原因は、最初から、結果だけを見ている。ふもとから、頂上だけを見上げている状態なのです。

もちろん、行き先を確認しておくことは大事です。しかし、そこで「無理」「できない」と、思うのはとてももったいないですよね。

行き先を確認して、この山は、どんなルートがあって、どんな登り方が考えらえるか、プロセスを生み出そうとすると、「できない」から「これならやれるかも」に変わりますよ!「できない。ではなく、やるかやらないか。」と、言われるのもこの考え方もしれませんね。

 

「やれるかも」で進んでいくと、知らない間に少しずつ景色が変わり、それが変化なのだと気づき、やがて『継続』という経験が、出来上がるのだと思います。そして、その積み重ねが、最初に書きました『自信が持てるようになるには、とにかく経験を積むこと。』なのでしょう。

 

「自信がない。」と、言っている時は、頂上だけをみている。しかし、「やってみる」と、決めた時は、初めの一歩を考えているはずです。見ているところが違いますよね(^^)

 

私自身、目標を立てた時、本当に達成できるかどうかは、「やってみないとわからない」です。だから、達成するという可能性に賭けて、コントロールできるところに焦点をあてて進んでいくだけです。

 

そして、目標は、自分一人で立てたとしても、一人ぼっちで頑張る必要はないんです。

環境を整えたり、感情を共有したり、行動を考えたり、能力アップしたりするのは、誰かと助け合えば良いのです。なぜか? コントロールできるところだからです。

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

コーチ兼チームビルディングトレーナー 吉岡久美子

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『完璧』の基準は、他人の評価を気にしながら「こうならねばならい。」と、決めてしまいがちです。

『完了』の基準は、自己評価で完結できます。 「これでいいのだ!」です(^^♪

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