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「質問」するのが苦手な管理職さんへ|コーチング研修後の管理職のためのコーチング活用

2021.05.06

コーチング

みなさま、こんにちは。本日もご覧くださりありがとうございます。

今回は、コーチングスキルの1つである《質問》について書きました。

管理職研修等でコーチングを学び、職場で実践しているのだけど「質問するのが苦手。難しい。」という方、いらっしゃるかもしれませんね。

理由としてよく耳にするのが、

「どんな質問をしようか考える事に意識が向き、部下(クライアント)の話しが入って来ず(聴いていないから)質問ができない。」

といったものでした。

中には、「すごくカッコいいめちゃくちゃシビレる、部下に『えっ!?』っと思われるような効果的な質問(を必死で考えている)をしたい!」

と、おっしゃった管理職さんもいらっしゃいました (笑)

お気持ちすごくわかります。 私も覚えたての頃、そう思いました(^_^;)

また、とにかくたくさん質問すれば、そのうち当たるんじゃないかと質問攻め(詰問)になったり(;^_^A

カッコいいとシビレるはちょっと置いといて、「効果的な質問をしたい。」と思う方は多いようです。

「効果的な質問ってどんな質問があるんですか?」と、よく質問されますが(笑)。

これについては後々ご紹介していきます。

 

《質問》スキルは講座でもボリュームがあり時間をかけてお伝えするところですので、今後少しづつこのブログでもご紹介していきます。

オープンクエスチョンや5W1Hを使って、といった細かい手法については今日は省きます。(学んだ方はぜひご活用ください)

よく言われるのが、質問の在庫を増やす練習をする。というのもご自分に合っているなら取り入れてみてくださいね。

増やす練習をすることによって、自分が普段使っていない質問の仕方を手に入れることもできますからね。

 

質問が苦手だ、という方によく見受けられるのは、「コーチ自身がクライアントの問題を解決しようとしている」というところです。

質問して何とか答えを引き出そう。解決まで持っていこう。と考えすぎて、質問をすればするほど堂々巡りになってしまう。

ケースによっては、クライアントの話しに引きずられて何の話しをしているのか、もともとテーマは何だったのか迷子になる場合も。

常に自分(コーチ側)と部下さん(クライアント側)の立っている場所(対話上での)を客観的に見るようにすると良いですね。

そのうえで質問するときは、クライアントの《未来》に向けた質問をするように意識すると前に進みやすくなります。

実際、コーチはクライアントと、セッションにおける戦略も立てて進めて行きます。

 

もともとコーチングの『質問』には、相手の中にある思いを引き出すのはもちろん、曖昧だったことを明確にするといった目的があります。

今、どこに立っていて、誰を見て、何が見えていて、どんな気持ち(感情)なのかなども確認しながら、クライアントに焦点をあてて未来に向けた質問をすると、必ず、現状とのギャップが生まれます。

そのギャップをどう埋めていくかクライアントが行動を起こし解決していくわけですね。

そうなるとクライアントが起こす行動は間違いなく未来に向けての発進になります。

コーチングは、目標達成や課題解決のために多く活用されます。

安心して前進するためにも、やはり! 誰でも、考えたり答えたりするのが楽しくなるような質問をされると嬉しいですよね。

講座や研修では、質問が得意になるワークも行っています。

《質問》のスキルについてはまだまだたくさんお伝えすることがありますが、今後もこれからご紹介していきます。

 

「とりあえず答える」についてはまた書きます。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

コーチ 吉岡久美子

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